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11月6日発売の新しいiPad miniが届きました。選んだのは、スターライトの256GB・Wi-Fiモデル。画面は、今回iPad miniにも初めて用意されたNano-textureガラスです。
さっそく触ってみて、一番よかったのがこの画面。さらさらした手触りで、指紋がほとんど気にならず、周囲の映り込みもぐっと少ない。思っていた以上に快適でした。
Apple Pencilの標準のペン先で書いてみた感触や、前世代のカバーを取り付けた様子も写真と一緒に紹介します。まだ使い始めたばかりの、最初の印象です。

Nano-textureのさらさら感が想像以上によかった
今回のiPad miniは、通常のガラスとNano-textureガラスから画面を選べます。Nano-textureは光の映り込みを減らすためのガラスで、256GBと512GBに用意されているオプションです。
私が選んだのは、256GBのWi-FiモデルにNano-textureを付けた構成。Apple Storeの価格は153,800円(税込)です。同じ容量の通常ガラスモデルは136,800円なので、ガラスの違いは17,000円。128GBにはNano-textureの選択肢がありません。
2026年11月6日時点では、この256GB・Wi-Fiモデルが、Appleの現行製品でNano-textureガラスを選べる最も手頃な構成です。※
iPadでNano-textureガラスを選べるのは、iPad Proに続いてこのiPad mini。iPad Proでは1TBと2TBのモデルに限られるため、Nano-textureを使いたくても本体価格が高く、選ぶハードルがかなり高かったんです。iPad miniなら256GBから選べるので、ぐっと手が届きやすくなりました。
私は画面を覆うマグネット着脱式のカバーを使うので、ガラスフィルムなどは特に必要ないと考えています。フィルムを貼らずに使うなら、映り込みを抑えられるNano-textureがよさそうだと思い、今回はオプションを追加しました。
注文する前に通常ガラスとNano-textureの違いを整理していましたが、実際に触ってみた印象は「思った以上にいい!」でした。
指で画面をなぞると、表面はさらさら。指紋が全然つかないと感じるくらい、触った跡が気になりません。そして、画面への映り込みがほんとに少ない。周囲が画面に映って見づらい、というストレスが減るのは快適です。

もちろん、映り込みや指紋の見え方は照明や使う環境によって変わります。今回の感想は、届いてすぐ室内で触ったときの印象です。それでも、手で直接触る機会が多いiPad miniだからこそ、画面の手触りの違いは印象に残りました。
ガラスの追加料金は小さくないので、誰にでも必要とは言いません。普段から照明の映り込みや指紋が気になっている人には、店頭で一度触って比べてほしい画面です。
iPhone DuoのNano-textureとは素材が違う
Nano-textureという名前は共通していますが、iPad miniとiPhone Duoでは画面表面の構造が異なります。
iPad miniやiPad Proは、ディスプレイのガラスに微細な加工を施したNano-textureガラスです。AppleはiPad Proについて、ガラスをナノメートル単位で加工し、光を散らして映り込みを抑えると説明しています。
iPhone Duoの内側の画面は、折りたためるディスプレイ。表面にはNano-texture仕上げのポリマー製カバー層と耐擦傷コーティングを採用しています。反射を抑える目的は同じでも、直接触れる表面はiPadのガラスと異なります。

Nano-textureを選んだiPad miniには、Appleのポリッシングクロスが付属します。写真のようなクロスで画面を拭けるのも、今回のセットに入っていたもののひとつです。

標準のペン先でもさらさら書ける
さっそくApple Pencilの標準のペン先で、画面に文字を書いてみました。

書き心地はさらさら。アンチグレアフィルムに近い質感で、ペン先がつるつる滑る感じも少なめです。
光沢のある画面にペン先を当てたときの、つるつると滑る感覚が気になる人には、この表面の感触が選ぶ理由になりそうです。フィルムを貼った状態の感触に近いと感じました。
ただし、ペーパーライクフィルムと比べるとザラザラした感触はなく、摩擦もそこまで強くありません。文字を書くには十分心地いいのですが、お絵描きアプリで本格的にイラストを描くなら、私なら通常ガラスにペーパーライクフィルムを組み合わせます。
その場合は、広い画面で描けるiPad Proを選ぶのがおすすめです。iPad miniは持ち運びやすいサイズですが、細かく描き込むなら画面の広さも大切だと思います。
一方で、ペン先が画面に当たるカツカツという音は変わりませんでした。表面がさらさらしているからといって、音まで静かになるわけではないんですね。
書き心地にはペン先やフィルムの種類、それぞれの好みも関わります。今回試したのはApple標準のペン先で、購入直後の短時間の感想です。紙のような強い抵抗感が好きな人もいると思うので、ペンを持って店頭で試せるなら、それが一番わかりやすいはず。
Nano-textureに保護フィルムは貼れる?
Nano-textureガラスにペーパーライクフィルムを重ねると、ペン先が触れるのはフィルムの表面になります。書き心地や映り込みはフィルムの性質にも左右されるため、まずは何も貼らずに使って、手触りや見え方を試してみるのがよさそうです。
保護フィルムを扱うトリニティの検証では、iPad Pro(M4)のNano-textureガラスにフィルムや保護ガラスを2か月貼り、反射防止効果への影響と、剥がした後にうっすら残った境界線を理由に、貼り付けを推奨していません。これは同社が試した製品・条件での結果です。
一方、AstropadのFAQは、自社の着脱式フィルムをNano-texture画面に使用できると案内しています。対応機種にはiPad miniの記載がないため、そのままminiに使えるという意味ではありません。フィルムを使いたい場合は、製品ごとの対応機種とメーカーの案内を確認してください。
AppleのNano-textureディスプレイのお手入れ案内は清掃方法を説明しています。このページには、フィルムの貼り付けを推奨・禁止する記載はありません。
OLEDの黒と、すっきりした画面
新しいiPad miniは、8.5インチのOLEDディスプレイを搭載しています。前世代は8.3インチの液晶でした。
使い始めて感じたのは、黒がすごくきれいに見えること。暗い部分が引き締まって見えるのが、いいなと思いました。
OLEDとNano-textureは別の特徴です。OLEDは画面の表示方式で、Nano-textureは映り込みを減らすためのガラス。今回選んだモデルでは、この両方を一緒に使っています。
画面の周りのベゼルも、思っていたよりすっきりして見えました。写真を撮ったときの手書きメモにも「ベゼル幅すっきりしたの思っていたよりよい」と残しています。画面サイズが少し広くなった変化が、見た目にも感じられました。

本体の厚さは5.4mm。前世代の6.3mmから0.9mm薄くなり、Wi-Fiモデルの重さは293gから255gになっています。数字を並べると、iPad miniの小ささに加えて、薄さと軽さも変わったことがわかります。

画面やサイズの変更点は、発売前にまとめたOLED化と小さな画面の選び方にも掲載しています。今回はその画面を実際に触って、特にガラスの手触りが印象に残りました。
画面の正面から音が聴こえるAcoustic Display
もうひとつ、使ってみて予想以上によかったのが音です。新しいiPad miniは、画面を使って音を届ける「Acoustic Display」を採用しています。
Appleによると、専用のウーファーがディスプレイを介して低音を届け、筐体内のツイーターが高音を受け持つ仕組みです。スピーカー自体がなくなったわけではなく、音の出し方が変わっています。
前のモデルでは、本体の右と左にあるスピーカーからそれぞれ音が鳴っているように感じていました。それに対して新しいiPad miniは、画面の正面にいると、目の前から音が鳴っているように感じます。正面で聴いたときがいちばん音が大きく感じられて、これが思っていた以上によかった!
これは実際に聴いてみた私の印象です。音量の感じ方は再生するものや置き方、聴く位置によって変わりますが、映像を正面から見るときの音の届き方が印象に残りました。
前世代のカバーは付くけれど、少し余る
届いてから、手元にあったiPad mini(A17 Pro)用の水色のカバーも取り付けてみました。

背面の磁石の位置は変わっていないようで、カバー自体は取り付けられました。ただし、新しい本体は少し小さくなっているため、カバーが少し余ってぴったりとは合いません。
写真のようにスタンドの形にもできますが、これは手元のカバーを試した結果です。前世代用のすべてのケースが使えるという意味ではありません。カメラやボタン、ケースの形状によっても収まり方は変わるので、買い替え時には対応モデルを確認してください。
新しいiPad miniはApple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)に対応しています。前世代で対応するペンを使っていた人は、ペンをそのまま使えるのもうれしいところです。
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開封してすぐに触った段階では、Nano-textureガラスのさらさら感と、映り込みの少なさがいちばんの発見でした。Apple Pencilで書くときもつるつる滑る感じが少なく、指で触った跡も気になりにくい。OLEDの黒もきれいです。
その一方で、ペン先のカツカツ音は残りますし、Nano-textureには容量と価格の条件があります。前世代のカバーも磁石では付きましたが、サイズには余りがありました。
画面の質感を重視する人には、実際に触って確かめる価値のあるiPad miniです。
iPad mini(A20 Pro)を購入する
Amazonや楽天市場ではiPad mini(A20 Pro)の128GB・Wi-Fiモデルも販売されています。以下は通常ガラスのミッドナイトで、今回私が購入した256GBのNano-textureモデルとは異なります。容量や画面の種類、価格、在庫を商品ページで確認してください。
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