DaVinci Resolve for iPadは、ハリウッド映画の制作現場でも愛用されているプロ向け映像編集・カラーコレクションシステムをiPadに移植した高機能ビデオエディタです。
デスクトップ版DaVinci Resolveと同等のカラーグレーディングエンジンとカットページ編集機能を搭載しており、Appleシリコン(MシリーズやAシリーズチップ)のハードウェアアクセラレーションを最大限に活かした高速なプレビューと書き出しが可能です。
外付けSSDからの直接読み込みや編集に対応し、MacやWindowsのDaVinci Resolveプロジェクトファイル(.drp)との互換性も確保されているため、外出先ではiPadで粗編集やカラー確認を行い、スタジオに戻ってデスクトップで仕上げるといったシームレスな制作フローが実現します。
DaVinci Resolve for iPadの特徴
- カットページによる高速編集: スピード重視で設計されたインターフェイスで、ソーステープや高速レビュー、スマート編集ツールにより素早いカット編集が可能
- 業界最高峰のカラーページ: ハリウッド映画の仕上げにも使われる先進のカラーコレクションツールを搭載。プライマリーコントロール、HDRグレーディング、カラーホイールによる繊細な色調整に対応
- Apple Siliconに最適化: Mシリーズチップ搭載iPadでの4K/8K ProRes編集やハードウェアアクセラレーション処理に対応し、非常に軽快に動作
- Blackmagic Cloudコラボレーション: クラウドを介してプロジェクトライブラリを共有し、複数人で同一タイムラインの共同編集が可能
- Neural Engine AIツール: 人物やオブジェクトを自動追従するマジックマスク、音声からノイズを除去するボイスアイソレーション、SNS向けに構図を自動調整するスマートリフレームなどをサポート
- 外付けドライブ直接アクセス: USB-C接続の外付けSSDやカメラのメディアから直接クリップを読み込んで編集可能
iPadでの活用ポイント
DaVinci Resolve for iPadは、タッチスクリーンとApple Pencilの操作性を前提にUIが再設計されています。

Apple Pencilを使うことで、カラーページのカラーホイールやカーブ調整をミリ単位で直感的にコントロールできます。指でのタッチ操作とPencilの精密なポインティングを使い分けることで、マウスやトラックパッド以上の快適さでグレーディング作業が行えます。
また、Magic Keyboardや外部キーボードを接続すれば、デスクトップ版と共通の豊富なキーボードショートカット(J/K/Lキーによる再生コントロール、I/Oキーでのイン点・アウト点指定など)を活用でき、キーボード操作主体のスピーディーなカッティングが可能です。

さらに、最新のiPad ProのLiquid Retina XDR / Ultra Retina XDRディスプレイは極めて高い色精度と広色域(P3)を備えているため、外出先でも信頼できるリファレンスモニターとして色評価を行えます。
DaVinci Resolve for iPadの料金プラン
DaVinci Resolve for iPadは、基本的なカット編集やカラーコレクション機能を含む標準版が完全無料で利用できます。無料版でも一般的な動画制作に必要な機能の大部分が網羅されています。
より高度なAI機能や特殊エフェクト、大解像度出力を求めるユーザー向けに、一度の支払いで永続利用できる「DaVinci Resolve Studio for iPad」のアプリ内課金が用意されています。
- 無料版(DaVinci Resolve for iPad):
- カットページ編集、基本カラーグレーディング
- Ultra HD(4K)解像度までの書き出し
- ハードウェアアクセラレーションによる高速処理
- 一般的なトランジション・タイトルの利用
- Studio版(買い切りアプリ内課金:約15,000円):
- DaVinci Neural Engine搭載のAIツール(マジックマスク、ボイスアイソレーション、スマートリフレームなど)
- 4Kを超える高解像度出力および120fps超のハイフレームレート書き出し
- 高度なノイズリダクション(時間・空間ノイズ低減)
- Resolve FXエフェクトの全機能解放
- レンズ補正、フィルムグレイン、色収差エフェクト等のプロ機能
DaVinci Resolve for iPadの使い方をもっと知りたいなら
DaVinci Resolve for iPadのアップデート内容
21.1.1:2026年10月2日:キヤノン EOS R8 Mark IIのCR3 RAWデコード処理への対応
- キヤノン EOS R8 Mark IIのCR3 RAWデコード処理に対応
- ソースのフィートとフレームを表示するデータ焼き込みオプションを追加
- クリップに対して複数のFusionエフェクトを結合した際のインスペクタ表示を修正
- 前景合成モードを使用したクリップのトランジションを修正
DaVinci Resolve for iPad
Blackmagic Design Inc


