Heptabaseは、文章をカードに分け、ホワイトボード上に並べて関係を考えられる知識管理アプリです。読書や研究で集めた情報を、テーマごとに整理して理解を深める用途に向いています。
iPad版も日本のApp Storeで配信されています。ただし、デスクトップ版の機能がすべてiPad版にあるわけではありません。
カードを使って読書・研究メモを整理する
ひとつのテーマについて複数のノートカードを作り、関連する内容をリンクでつなぎます。デスクトップ版ではホワイトボードにカードを配置し、グループ化したり、関係を視覚的に整理したりできます。
例えば、1冊の本から複数の問いを抜き出し、別の本のメモと並べて比較する使い方です。ノートを保存するだけでなく、あとから組み合わせ直すことに重点があります。
iPad版でできること
日本版App Storeの説明では、iPadアプリからカードとジャーナルにアクセスし、ホワイトボードを閲覧できると案内されています。
iPad版の更新履歴には、AIエージェント、PDFリーダーのハイライト、タグデータベースの表・カンバン表示なども記載されています。これらは対応するアプリのバージョンや契約プランによって利用条件が異なります。
一方、デスクトップのホワイトボード編集や高度なファイル書き出しと同じ操作がiPad版でもできるとは限りません。iPadでホワイトボードを自由に作成・編集できるという断定は避ける必要があります。
Obsidianとどう違う?
| 比較 | Heptabase | Obsidian |
|---|---|---|
| 知識の整理 | カードとホワイトボードによる視覚的な構造化 | Markdownノート、リンク、グラフ、プラグイン |
| データ管理 | Heptabaseのワークスペース中心 | ローカルMarkdownファイル中心 |
| iPadの主な使い方 | カード・ジャーナル・ホワイトボードの閲覧、対応する編集機能 | ノートの作成・編集、リンク、Vault管理 |
| 情報の持ち出し | 書き出し機能を利用。画像・リンクの確認が重要 | 元のMarkdownファイルをそのまま扱える |
| 向いている人 | 情報を視覚的に並べて考えたい人 | ファイル管理とツール間の再利用性を重視する人 |
Heptabaseを使って情報の関係を見つけ、最終的な文章をMarkdownで管理する方法も考えられます。ただし、リンクや画像が正しく移行できるかは書き出し後に確認してください。
Heptabaseの特徴
- カード・ジャーナル・ホワイトボードによる知識管理
- 読書、研究、学習の情報を視覚的に整理
- iPadでカードとジャーナルへアクセス
- iPadでホワイトボードを閲覧
- モバイル版のPDFハイライト、AIエージェントなどの機能
- 日本のApp Storeで配信、iPadOS 15.5以降
- アプリの表示言語は英語
Heptabaseの料金
iPadアプリは無料でダウンロードできますが、サービスの継続利用には有料プランが用意されています。公式の料金表では次のように案内されています(米ドル、税等別の場合あり)。
| プラン | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| Pro | $11.99 | $107.88 |
| Premium | $23.99 | $215.88 |
| Premium+ | $71.99 | $647.88 |
早期契約者向けのPro割引料金もあります。AIクレジットや利用可能なモデルはプランによって異なります。契約時の価格と試用条件は公式ページで確認してください。
Heptabaseのアップデート内容
2026年10月:Markdown書き出しとホワイトボードの改善
デスクトップ・Web向けの更新履歴では、ホワイトボードの階層型目次やMarkdown書き出し時の画像リンク修正などが案内されています。iPadアプリに同じ編集機能が追加されたという意味ではありません。
モバイル版:AIエージェントとPDF閲覧・注釈
モバイル版の更新履歴では、AIによるカードやホワイトボードへの質問、PDFのハイライト、タグデータベースの編集などが順次追加されています。利用できる範囲はアプリのバージョンとプランで確認してください。
参考情報
Heptabase
Hepta Platforms, Inc



