思いついたアイデアを声で残したあと、録音を聞き直して文字にする。そんな手順を省き、録音した内容から直接調べたり整理したりできるようになりました。
Googleは2026年9月、Gemini Notebook(旧NotebookLM)のモバイルアプリに音声レコーダーを追加しました。録音した講義や自分の考えは、PDFやWebページと並ぶ情報ソースとして保存でき、あとからAIに質問したり、引用元を確認したりできます。
今回の変更は9月に発表された機能です。 この記事では新機能の速報ではなく、iPadでのメモ、記事制作、ソーイング記録にどう使うかを紹介します。
録音がそのままノートブックのソースになる
従来からNotebookLMには音声ファイルをアップロードする機能がありました。新しい点は、モバイルアプリの中で直接録音し、そのままソースとして扱えることです。
録音した内容は、ほかのソースと一緒に検索・質問の対象になります。たとえば「今日話したアイデアから記事の論点を3つ整理して」と質問できます。
「文字起こし不要」という表現は、録音後に別アプリで文字起こししてから読み込ませる作業が不要という意味です。AIの回答や引用の根拠は、元の録音と照合して確認する必要があります。
iPadで話したアイデアをニュースレター原稿にする
- iPadまたはiPhoneのGemini Notebookアプリでノートブックを開き、音声を録音します。
- 記事で伝えたいこと、実際に試したこと、気になった点を自由に話します。
- 公式発表やヘルプページなどの資料も同じノートブックに追加します。
- 「私の体験」「資料で確認できる事実」「追加調査が必要な点」に分けて整理するよう依頼します。
- 引用元を確認し、構成案をMarkdown原稿へ移して編集します。
たとえば、新しいiPadアプリを試しながら気づいた点を声で残しておけば、操作感のような主観的な情報と、公式サイトに書かれた仕様を区別しながら記事にできます。
ソーイングの制作記録を声で残す
服を作っている途中は、手がふさがっていてノートを書きにくいことがあります。そんなときは、使った型紙、生地、補正した寸法、ミシンの設定、失敗と修正を音声で残す方法が考えられます。
完成後に「今回の補正内容と次回改善したい点を一覧にして」と質問すれば、制作記録の下書きを作れます。数字や型紙の名称は音声認識の誤りがあり得るため、実測値や写真で確認してから保存します。
Obsidianとはどう使い分ける?
Gemini Notebookは、音声や資料をまとめて質問・比較するための作業場所として使います。一方、Obsidianは確定した制作記録や原稿をMarkdownで長期保存し、過去のノートとリンクする場所として使えます。
録音をそのまま最終的な知識とするのではなく、録音 → AIで整理 → 人が確認 → Markdownに保存という流れにすると、次の制作や記事執筆に使いやすくなります。
なお、Gemini NotebookからObsidianへ自動的に同期する公式機能を前提とした手順ではありません。必要な内容を確認して転記する運用です。
利用前に確認したいこと
- 録音機能の表示や対応言語は、アプリのバージョンや段階的な提供状況によって異なる場合があります。
- 他人の会話や講義を録音する場合は、相手の同意や施設・授業のルールを確認してください。
- AIが作った引用・要約は元の音声や資料と照合し、事実と推測を分けて扱いましょう。
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iPadアプリ図鑑
NotebookLM
複数のPDFやWebページを横断して要点を整理できるGoogle製AIノートアプリ。ポッドキャスト風の「音声概要」による耳からの学習に最適です。Geminiアプリとの連携も便利。
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