Casementは、Macで動いているアプリのウインドウをiPadやiPhoneに表示し、手元から操作するリモートアプリです。Macの画面全体を縮小して見るだけでなく、ウインドウを個別に開けます。アプリ自体はMac上で動くため、接続先のMacを起動しておく必要があります。
MacのウインドウをiPadで開く
Mac側に無料の「Casement Home」、iPad側にCasementをインストールします。初回は両方の画面に表示される6桁の番号を確認し、Mac側で接続を許可します。アカウントの作成は不要です。
接続後はMacのDockからアプリを開いたり、メニューバーを操作したりできます。iPadではウインドウを並べて表示でき、Macの画面全体を1つのウインドウとして開くこともできます。外付けキーボードやマウスにも対応します。
バージョン1.0.4ではApple Pencilに対応しました。筆圧や傾きがMac側の各アプリへどのように伝わるかは確認できていません。描画目的の場合は試用期間中に使いたいアプリで確認してください。
外出先から接続するには
初回に同じネットワークでペアリングした後、MacとiPadの両方にTailscaleを入れて同じネットワークに参加させると、外出先からも接続できます。接続は端末間で直接行われ、開発元によるとDTLS 1.2以降で暗号化されます。
スリープ中のMacをCasementから起こすことはできません。また、1台のMacに同時に接続できる端末は1台です。通信環境によって操作の遅延は変わります。
対応環境
接続先にはmacOS 26以降のAppleシリコン搭載Macが必要です。Intel MacやWindowsは接続先として利用できません。iPad側はiPadOS 26以降に対応します。
Casementの料金プラン
Casementは7日間無料で試せます。試用後もiPadなどから利用を続ける場合は、アプリ内で買い切り購入します。Mac側にインストールするCasement Homeは無料です。
| 無料お試し | 買い切り | |
|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 2,000円(1回限り) |
| 利用期間 | 7日間 | 購入後も継続して利用可能 |
| 対象 | Casementの試用 | 1回の購入で対応するiPhone・iPad・Apple Vision Pro・Macに利用可能 |
| Mac側のCasement Home | 無料 | 無料 |
日本のApp Storeの表示価格をもとにしています(2026年11月6日確認)。価格や提供条件は変更される場合があります。月額・年額のサブスクリプションではありません。
無料お試しと買い切りの違い
- 無料お試し:7日間、Casementを試せます。Macとの接続や使いたいアプリの操作を、自分の環境で確認できます。
- 買い切り:試用後もCasementを使い続けられます。1回の購入で、対応するiPhone・iPad・Apple Vision Pro・Macで利用できます。
- 共通の注意点:Casement Homeを入れたMacが必要です。スリープ中のMacは起こせず、1台のMacに同時接続できる端末は1台です。
Casementの主な機能には、Macのウインドウ単位の表示、デスクトップ全体の表示、キーボードやマウスによる操作、Apple Pencilへの対応があります。無料お試し中に各機能がすべて使えるか、機能ごとの制限があるかは公式情報で確認できていません。
関連記事
iPadからMacやWindowsを操作するアプリの選び方は、こちらにまとめています。
記事
iPadからMacやWindowsを操作するには?リモート操作アプリ4つを比較
Casement、Sill、Astropad Workbench、Jump Desktopの対応環境、外出先接続、料金と選び方を整理します。
記事を読む →



