Memexは、MarkdownノートやPDFを広いキャンバスに並べ、Apple Pencilで書き込みながら資料の関係を整理できるアプリです。集めた資料をAIとの会話にも使えるため、読む・考える・書く作業を同じ場所でつなげられます。
MarkdownとPDFを並べて考える
Markdownの文書は、キャンバス上で本文を読めるカードとして表示されます。PDFも先頭ページのプレビュー付きカードとして配置でき、資料同士を線で結んだりグループにまとめたりできます。
たとえば、複数の記事やPDFを調べて原稿の構成を考えるなら、参照資料を横に並べ、気になる共通点を余白に書く使い方ができます。ファイルを順番に開いて読むのとは違い、複数の情報を見比べながら整理する作業に向いています。
Apple Pencilの手書きとAIの回答を同じキャンバスに残す
カードの横にはApple Pencilでメモや図を書けます。カード、文書、PDFなどをAIチャットに渡して質問し、その回答を再びキャンバス上のカードとして配置することもできます。
資料を読んで気づいた点を手書きし、AIに別の見方を尋ね、回答を元の資料と並べて考える。AIの答えを最終成果物として受け取るのではなく、検討材料として置いておけるところが特徴です。
選択した文章から画像を作成する機能もあります。手書きからの画像生成と手書き検索はiPadOS 27の条件付き機能です。
ファイルをiCloud Driveで管理できる
Memexの文書とキャンバスはiCloud Drive上のファイルとして保存でき、「ファイル」アプリからも確認できます。iCloud Driveが利用できない場合は、端末内のライブラリを使えます。
Markdownファイルを日常的に扱う人には、アプリ内だけに閉じない保存方法が魅力です。ただし、キャンバス固有の配置情報までほかのノートアプリで同じ表示になるわけではありません。
AIチャットに送る内容は、開発元の説明によると開発元サーバーを経由し、OpenRouterを通じてOpenAIへ転送されます。個人情報や機密資料を渡すときは、保存先がローカルであることとAI処理の送信先を分けて考える必要があります。
Memexの特徴
- Markdown文書とPDFをキャンバス上にカードとして配置
- Apple Pencilによる手書き、図解、カード間の線とグループ化
- ノートやPDFを指定して質問できるAIチャット
- AIの回答をカードとしてキャンバスへ追加
- iCloud Driveのファイル保存と端末内ライブラリ
- iPadOS 17以降に対応。アプリの表示言語は英語
Memexの料金
日本のApp Storeでは無料でダウンロードできます。ウェルカムツアーのあと、AIチャットを5メッセージ試せます。条件を満たす新規登録者には7日間の無料トライアルがあります。
- 月額:1,500円
- 年額:13,000円
サブスクリプションには月500 AIクレジットが含まれます。チャット1件で1クレジット、画像生成1件で10クレジットを使用し、未使用分の翌月繰り越しはありません。
Memexのアップデート内容
2026年10月:バージョン3.1
キャンバス上のカード、文書、PDFを使ったAIチャットと、回答をカードに戻す機能が追加されました。PDFのキャンバス表示、テキストからの画像生成、iCloud Driveを使わない端末内保存にも対応しています。
公式情報
Memex – AI Markdown Canvas
Alex Morris




