PDFの教材や資料をiPadで開いて、Apple Pencilで直接書き込みたい。そんな使い方に注目して作られているのが「UnivNote」です。
ノートアプリというと、最近はAIによる要約や文章生成などの機能が目立ちますが、UnivNoteが重視しているのは「読む・書く・整理する」という基本的な操作。PDFへの手書きが中心なので、授業の配布資料や論文、読書用のPDFなど、すでにある資料に書き込む使い方と相性がよさそうです。
気になったのは、EPUBの読み込みにも対応し始めていること。PDFだけでなく、電子書籍を読んで書き込むためのノートとして使えるなら、読書メモの取り方も少し変わりそうです。
PDFを開いて、そのまま書き込める
UnivNoteは、PDFにApple Pencilで書き込むことを中心にしたノートアプリです。手書きのほか、蛍光ペン、テキストボックス、画像、録音などを使いながら資料を読み進められます。
資料の管理はフォルダで行い、よく使うページにはブックマークを付けられます。ページの一覧やアウトライン(目次)も確認できるので、ページ数が多い資料でも迷いにくそうです。
暗い場所で読みやすいダークモードや、ページをめくるアニメーションの変更など、読むときの環境を整える機能も入っています。
DRMなしのEPUB電子書籍も読める
UnivNoteの大きな特徴が、DRMフリーのEPUBに対応している点です。
一般的なブックアプリだと、手書きメモを自由に残すのが難しかったり、書き込みの位置がずれたりすることがあります。UnivNoteでは、EPUBファイルを読み込んで、Apple Pencilで直接メモを書き込めます。
ただし、Kindleなどで購入したDRM付きの電子書籍は読み込めません。自分で用意したPDFやEPUB、著作権の切れた書籍データなど、利用できる形式は限られます。
iPad Workersなら、こんな使い方ができそう
配布されたPDFに手書きで書き込む
授業のレジュメや仕事の企画書など、あらかじめ用意されたPDFに直接メモを入れる使い方です。余白に自分の考えを書いたり、大事なところにマーカーを引いたり。印刷せずに紙の資料と同じ感覚で扱えます。
論文や長いPDFを読み進める
文章の途中に図や数式が出てくる資料では、ページのレイアウトを保ったまま書き込めるPDFが便利です。引用したい箇所や疑問点をその場で残せます。
EPUBの自作教材を使う
自分で用意したDRMなしのEPUB教材を読み込み、どんなふうに書き込みや復習ができるか試してみたいところです。特に「読む」と「書く」を行き来する人にとって、気になる機能です。
使ってみたいポイント
個人的には、AI機能を増やすよりも、PDFを読んで書く基本操作を磨いているところが気になっています。
電子書籍も含めて「読むもの」を1か所に集めたい人には、候補の1つになりそうです。まずは短いPDFとDRMなしのEPUBをそれぞれ読み込んで、Apple Pencilの書き心地やメモの残し方を比較してみたいと思います。
公式情報
料金・対応OS・機能は2026年10月12日時点で確認できる公式情報に基づきます。実機での使用感は今後検証予定です。
UnivNoteの特徴
- PDFへの直接書き込み:余白へのメモやハイライトで紙のように読書・学習
- DRMフリーEPUB対応:電子書籍や自作教材をノートに取り込み可能
- 暗記マスク機能:四角いマスクをドラッグしてテスト・暗記学習
- Apple Pencil最適化:手書きの書き心地と基本操作を重視した設計
UnivNoteの料金
日本のApp Storeでは無料でダウンロードでき、ノート数の制限を解除する買い切りのアプリ内購入は1,500円と案内されています。無料で使える範囲は、利用開始時の案内も確認してください。
対応はiPadOS 18以降。iPhoneとMacにも対応しており、日本語で利用できます。開発元はJeonghwan Ryuです。
UnivNoteのアップデート内容
1.107:2026年10月14日:四角い暗記マスクを指でドラッグして移動への対応
- 四角い暗記マスクを指でドラッグして移動可能に
1.106:2026年10月13日:「間違いノート」への名称変更と復習タブ新機能表示の追加
- 「間違いノート」への名称変更と復習タブに新機能表示を追加
1.104:2026年10月12日:EPUB読み込み対応
EPUB形式の取り込みが案内されています。DRM付き電子書籍は読み込めません。PDFとは違う形式をどうノートとして扱うのか、実際の画面を確認したい機能です。
UnivNote: 遅延ゼロのPDFノート
Jeonghwan Ryu




