Pencilo(ペンシロ)は、Apple Pencilでメモを取りながら、プロジェクトやタスクの管理まで行えるiPad向けの仕事効率化アプリです。
思いついたことをまず手書きで残し、あとから「何をするか」を整理する。Penciloは、そんな思考から実行までの流れを1つのワークスペースで扱うことを目指しています。
一般的なノートアプリとは少し方向性が異なり、「書いて考える」と「実際に行動する」をつなぐ設計が特徴です。
Apple Pencilでアイデアをすばやく残す
タスクやアイデアは、キーボード入力だけでなく、Apple Pencilによる手書きやテキストの貼り付けでも記録できます。
頭の中にあることをすぐに書き留めたいとき、最初から整ったToDoリストにする必要はありません。まず書き出し、あとから作業を整理する使い方を想定したアプリです。
プロジェクトごとにノートとタスクをまとめる
プロジェクト単位のワークスペースを用意し、タスクをリスト表示またはボード表示で管理できます。
タスクには未完了・完了・スキップなどの状態があり、進行状況の把握に利用できます。さらに、各プロジェクトにはApple Pencilで書き込める専用ノートが用意されています。
会議や企画の途中で書いたメモと、実際に進めるタスクを同じプロジェクト内で確認できる点は、別々のノートアプリとタスク管理アプリを行き来している人にとって興味深いところです。
AIでノートを整理し、実行することを決める
AI機能では、次のような作業ができます。
- デイリープラン(その日の作業計画)を生成する
- プロジェクト内のノートを要約する
- ノートの内容から行動項目を抽出し、タスクに変換する
AIが提案した内容は、ユーザーが確認してから適用できます。
書いた内容をただ要約するだけでなく、実行することまで整理できるのであれば、Apple Pencilで書いたメモを後で読み返すだけに終わらせない使い方ができそうです。
タイマーで作業時間も記録する
タスクを整理するだけでなく、作業時間を計測する機能も搭載されています。作業セッションの開始、一時停止、再開に対応しています。
プロジェクトを考え、タスクを選び、実際に作業した時間を記録するところまでを1つのアプリ内で進められる設計です。
Goodnotesやほかのタスク管理アプリとの違い
Goodnotesなどの手書きノートアプリは、ノートに書くことや資料へ書き込むことが中心です。
一方、Penciloは、プロジェクト別の手書きノートをタスクの進行管理と結びつけることに重点を置いています。
Alcoveもノートとタスクをまとめて扱えるアプリですが、PenciloはApple Pencilでの入力とプロジェクト別ノートを前面に打ち出している点が特徴です。
Goodnotesで資料に書き込んだりノートをまとめたりするのとは違い、Penciloは手書きメモをプロジェクトの進行につなげたいときに役立ちそうです。すでに使っているノートアプリを置き換えるというより、考えを実行に移すための道具として試してみるのもよさそうです。
手書きメモから作業に移りたい人に
- Apple Pencilで考えをまとめる一方、タスク管理は別のアプリで行っている人
- プロジェクトごとに手書きメモと作業リストを整理したい人
- ノートをAIで要約・タスク化するワークフローを試したい人
- 企画から実行、作業時間の記録までをなるべく1つのアプリで扱いたい人
Penciloの特徴と注意点
- Apple Pencilによる手書きメモと、文字入力・貼り付けによるタスク登録
- プロジェクトごとのノート、タスクリスト、ボード表示
- AIによるデイリープラン作成、ノート要約、行動項目のタスク化
- AIの提案を確認してから適用する設計
- 作業時間を計測するタイマー機能
- 対応OS:iPadOS 26以降、iOS 26以降
- 表示言語:英語(日本語UIは未対応)
なお、App Storeのプライバシー欄には「データの収集なし」と記載されていますが、これは開発者による申告であり、Appleが検証したものではありません。仕事の機密情報をAI機能に入力する前に、実際のデータ取り扱いを確認する必要があります。
Penciloの料金
2026年10月14日時点、日本のApp Storeでは無料アプリとして掲載されています。
AI機能を使う際は、アプリ内に表示される利用条件も確認してください。
公式情報
Pencilo
Pooja Kumari




