
Notionは、情報をブロック単位で管理するデータベースメモツールです。ドキュメント作成、タスク管理、データベース構築、Webサイト公開、そしてAIによる自動化まで、あらゆるワークフローを一つのスペースに統合できます。
単なる「高機能メモアプリ」という枠を超え、プロジェクト管理、そしてAIによる自動実行(AI Agents)までもが統合された、iPad上の「万能な仕事場」へと進化しました。
NotionでWebページを作る
セミナーの参加特典や書籍購入特典などの配布用に、ちょっとしたWebページを作成したいときに使っているのがNotionです。

Notionを使うと、URLを知っている人だけがアクセスできるWebページが作れます。NotionならYouTube動画の埋め込みも簡単にできます。

ページの共有から、URLを知っている人だけがアクセスできるページを簡単に制作できます。

私は特設ページ以外にも、実績公開用のプロフィールページや、取材の資料共有などにNotionを使用しています。

Notionの同期ブロックが便利
Notionには同期ブロック機能があります。同期ブロックを使うことで、複数のページで同一のコンテンツを共有できます。また、どこか1ヶ所のブロックを変更すると同期ブロック全てが更新される仕組みになっています。

同期ブロック機能を使って、iPad Workersの公開コンテンツを同期しています。

同期ブロックの作成方法もとても簡単です。同期ブロックとして設定したい範囲をコピーして、貼り付ける時に表示されるメニューから「同期ブロックとして貼り付け」を選びます。

複数のページで同じコンテンツを使いたい場合に、同期ブロックはとても有効です。「コピペするだけ」だとしても手動の場合、ミスが起こる可能性が高いです。同期ブロックのような自動化機能をうまく活用することで、編集の手間を減らし、コピペミスなどのリスクを最小限に抑えられます。
更新頻度の高いページにおすすめ
ちょっとしたWebページを作成する場合、Notionはとても便利です。ドラッグ&ドロップの操作でページがキレイに作成でき、Web公開もワンボタンです。
2カラムや3カラムのデザインもドラッグ操作で設定できます。キーボードのないiPadでタッチ操作だけでも不便なことはありません。

ぱぱっとWeb公開したいページや、更新頻度の高いページはNotionを使うと便利になるかもしれません。
Notionで作る趣味のナレッジデータベース
普段はObsidianを使って本の原稿や、Newsletterを執筆しています。Obsidianにも写真を追加できますが、プラグインを使わないとあまりキレイに表示できません。
そこで、写真がメインのデータはNotionを使って管理するようにしています。主に料理レシピやソーイングアイデア、特定カテゴリーの本の写真などです。

dailyという名前のデータベースに写真を追加しています。料理レシピだけは別のデータベースに分けていたのですが、最近では管理のしやすさを考え、1つのデータベースに統合してもよいのではないかと考え始めています。

たとえば、子供と一緒に折り紙を折った時に完成写真を撮影して、Notionに追加します。

作った作品写真とは別に、本の作り方部分を撮影したノートを用意しておけば、作り方手順を参照できます。

このノートを開けば、再びプテラノドンが折れる仕組みです。

また、Notionにはバックリンク機能もあるので、本のページから実際に折った作品写真のページも参照できます。

仕組み自体はObsidianでやっていることと同じなんですが、用途や情報の性質に応じて、使用するアプリを使い分けています。
写真がメインの趣味要素の強いナレッジはNotionで、テキストがメインの仕事寄りのものはObsidianという感じです。

家族間でナレッジを共有
料理レシピや折り紙・ソーイングなど、元となる手順書を参照したい場合に、完成写真から該当する手順書へすぐにたどり着ける仕組みがあると非常に便利です。
またNotionはデータベースアプリなので、作成日やカテゴリーなどでソートしたり表示形式を変えることが簡単にできます。工夫次第で自分の好きな表示方法が選べます。

Notionはクラウドメモツールなので、誰かと共有することも簡単です。家族間での情報共有ツールとしてならObsidianよりもNotionの方が向いています。
家族から特定のレシピについて尋ねられたときも、Notionから素早く探し出してURLで共有しています。
Notionの特徴
- オールインワン・ワークスペース: メモ、タスク、データベース、Wikiが1つの場所に集約。
- Notion AI Agents: プロジェクトの進捗管理や情報抽出、複数アプリに跨る作業をAIが自動化。
- Notion Sites & Forms: 情報をWebサイトとして公開したり、フォームで外部からデータを収集。
- Notion Calendar & Mail: 予定やメールもNotionのエコシステム内に統合。
- 高いカスタマイズ性: ブロック形式の自由なレイアウトと、強力なリレーション・関数機能。
- マルチデバイス対応: iPad、iPhone、Mac、Windows、Webのすべてでリアルタイム同期。
- ▲オンライン前提: オフラインでの詳細な編集や高度な操作には制限がある。
Notionの料金
Notionは個人利用であれば基本無料で、ほぼすべての基本機能を利用できます。より高度な権限管理やAI機能、ストレージ拡張が必要な場合は有料プランへのアップグレードが必要です。
有料プランの特徴
- フリー(無料): 個人での利用は無制限のブロック作成が可能。
- プラス(月額 約1,500円 / 年額払い時、月換算 約1,200円): 無制限のファイルアップロード、100人までのゲスト招待。
- ビジネス(月額 約2,300円 / 年額払い時、月換算 約1,800円): SAML SSOや高度なページ履歴(90日間)の管理。
- Notion AI(アドオン): 月額 約1,200円(年額払い時、月換算 約1,000円)の追加料金で、高度なAI生成・検索・自動化機能が全ページで利用可能。
Notionのアップデート内容
2025年4月以降、Notionには以下の新機能や改善が追加されました。
- Notion AI Agentsの導入: 単なるアシスタントを超え、複数ステップのワークフローを自動実行する「AIエージェント」が利用可能になりました。データベースのステータス変更をトリガーに、要約やタスクの割り当てを自動で行います。
- Notion Calendarとの強力な連携: スタンドアロンアプリ「Notion Calendar」により、Notion内のデータベース項目とカレンダー予定をシームレスに一元管理。iPadOS上でも直感的なドラッグ&ドロップ操作に対応しました。
- Notion Mailの登場: 受信トレイをNotionに統合。AIによる重要メールの抽出や、Notion内のドキュメントを引用したクイックな返信提案が可能になり、情報のハブとしての機能が強化されました。
- ホーム画面のカスタマイズ(Dashboard): 複数のデータベースビューやKPI、ウィジェットを1つのページに集約できる「ダッシュボード」機能が進化し、自分専用のコントロールセンターを構築できるようになりました。
- 高度なセマンティック検索とQ&A: キーワード一致だけでなく、文脈を理解した検索が可能に。SlackやGoogleドライブなどの外部ツールも横断して回答を生成する「Q&A」機能が大幅に強化されました。
- プレゼンテーションモード: 区切り線を入れるだけで、Notionページをそのまま美しいスライドとして表示できるようになりました。
Notion:メモ、タスク、AI
Notion Labs, Incorporated



