手書きで考える習慣を始める「2027年版デジタルプランナー」|9マス思考法(9FS)と5種ノートの活用術

AIを使えば文章の要約もスケジュール整理も一瞬で終わる時代になりました。しかし、便利になればなるほど「自分の頭でゆっくり考える時間」や「本当にやりたいことを見つめ直す時間」は意識しないと失われがちです。

だからこそ、iPadの中に「書いて、見返して、次の行動へつなぐ場所」をつくりたいという思いから設計したのが、オリジナルリンク付きPDF手帳「2027 Digital Planner」です。

2027年版デジタルプランナーの表紙とページ構成イメージ

この記事では、2019年から自作テンプレートを改良し続けてきた背景と、2027年版で新たに加わった「9 Field Structure(9マス思考法)」や5種類のノートフォーマットの活用法を紹介します。


1. 「全部埋めなくていい」から続くデジタル手帳のメリット

紙の手帳を買ったものの、「空白のページが増えていくのが気になって春先には開かなくなってしまった」という経験はないでしょうか。

デジタルプランナー(リンク付きPDF手帳)には、紙の手帳にはない3つの気軽さがあります。

  1. 月間だけ・週間だけ・書きたい日だけ使っても罪悪感がない:私自身、普段はウィークリーページとノートページを中心に使っており、デイリーは忙しい日やじっくり考えたい日だけ開いています。
  2. 必要なページを何枚でも複製・挿入できる:たくさん書きたい週やプロジェクトがあれば、GoodnotesやNoteful上でそのページを1秒で複製して増やせます。
  3. 月・週・日・ノートがすべてハイパーリンクで直結している:月間カレンダーの日付をタップすればその日のデイリーへ、週番号をタップすれば週間ページへ一瞬で移動できます。

2. 2027年版で進化したポイントと新収録フォーマット

2026年版を1年間実際に使い込む中で見えてきた改善点を反映し、2027年版(2026年10月〜2027年12月の15ヶ月収録)では以下のアップデートを行いました。

区分2027年版の変更点使うときのメリット・活用シーン
新規追加9 Field Structure(9FS / 9マス思考シート)3×3の枠に中心テーマと8つの視点を書き出し、企画・目標・読書メモを構造化できる
新規追加3カラム(3列分割)ドット方眼ノートドット方眼を縦3列に区切り、比較検討・用語整理・3ステップ図解が書きやすい
視認性改善拡大表示時の文字・ドットのにじみ解消iPadでピンチイン拡大して細かい文字を書く際も、方眼ドットや時間軸がくっきり表示される
軽量化PDFファイルサイズを約4.7MBに圧縮500ページ超のハイパーリンクを備えながら、iCloud同期やページめくりが高速・軽快
導線追加デイリー左上の月番号から月間へ直結リンク日別ページからその月のマンスリーカレンダーへ1タップで戻れる

3. 考えを広げて行動に変える「9 Field Structure(9FS)」

2027年版で特にこだわって追加したのが、3×3の9マスで構成された思考整理フォーマット「9 Field Structure(9FS)」です。

9 Field Structure(9FS)で中心テーマから思考を広げるフォーマット

白紙のノートを前にすると「何から書けばいいかわからない」と手が止まってしまうときでも、9つの枠があるだけで自然と頭の中が整理されていきます。

  • 中央のマス:今日考えたいテーマ、今月の目標、読んだ本のタイトル、解決したい課題を書く
  • 周囲の8マス:現状、目的、思いついたアイデア、ボトルネック、参考事例、次の一歩などを順番を気にせず埋めていく
  • 仕上げ:マス同士を矢印でつなぎ、最後に「つまり今やるべきことはこれ!」という結論(テーゼ)を1行でまとめる

セミナー登壇の構成案づくりから、毎月の振り返り、新しい趣味やソーイング制作の計画まで、あらゆる場面で使える万能フレームワークです。


4. ガントチャート型TODOと「5種類のノートページ」の使い分け

予定ページ(月間・週間・デイリー)だけでなく、長期の習慣や自由な発想を受け止めるためのページも充実させています。

習慣とプロジェクトを俯瞰するTODO(ガントチャート)ページ

月間の習慣トラッカーやプロジェクト進行を記録できるTODOページ

月の中で続けたい習慣(読書、運動、英語学習、手帳タイムなど)や、複数日にまたがる制作プロジェクトを一覧できるページです。達成した日にチェックや丸印をつけていくことで、「今月どれくらい取り組めたか」がひと目で振り返れます。

用途に合わせて増やせる5種類のノートテンプレート

ドット・罫線・3列ドット・コーネル式・方眼の5種類のノートフォーマット

巻末のノートセクションには、書く内容に合わせて選べる5種類のフォーマットを収録しています。

  1. ドット方眼(Dot Grid):文字も図解もイラストも自由に書ける基本フォーマット
  2. 横罫線(Ruled):日記や長文の振り返り、講義メモをまっすぐ整えて書きたいときに
  3. 3カラムドット(3-Column):情報比較、インプット/気づき/ToDoの3分割、語彙リストに
  4. コーネル式(Cornell):ノート欄・キーワード欄・サマリー欄に分けて読書メモや資格勉強を定着させたいときに
  5. 方眼(Squared Grid):表作成、レイアウト設計、洋裁や工作の寸法メモに

まずは1ページ、手書きで考える時間をつくってみませんか?

2027年版デジタルプランナーは、2026年10月1日から2027年12月31日までの15ヶ月間、いつからでも自分のペースで使い始められます。Goodnotes、Noteful、Noteshelf 3など、PDFのハイパーリンクに対応したすべてのiPadノートアプリで利用可能です。

詳しい収録ページ一覧や実際の書き込みサンプル、ダウンロード購入については特設ページをご覧ください。

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